UC Berkeley iSchoolのPhD生との会話

PhD出願にあたり、いまだ英米ともに捨てきれず進めているところであるが、ちょうど知人にUCBのiSchool(School of Information)でICT4Dの研究をしているPhD生がいるということでSkypeさせてもらった。備忘録も兼ねて記録を残すこととする。

1. UCBのiSchoolと他大学のiSchoolの違いは?
他大学との比較はわからない。PhDの場合は大学ではなく指導教官で選ぶべきである。ただ、UCBのiSchoolは非常に小さな組織で、14名程度の正規教員、20名程度のPhD、100名程度の修士学生で成り立っている。

2. PhD応募にあたっての研究経験の必要性
社会人経験を経由して来ている人も多く、必ずしも研究経験がなくても研究に活かしうる豊富な実務経験などがあるのであればそれは十分評価の対象になるはず。そのため、推薦状も3通のうち現在の勤務先などが含まれていても全く問題ない。

3. 教官の指導は満足か?
iSchoolにはICT4D関連だと2名の教官がいる(Jenna BurrellとTapan Parikh氏)。2名とも学生ともよい関係を築いている。指導教官はこのうちの1名であったが満足している。

4. PhD取得までの期間は?
修士、PhDとともにiSchoolで過ごしたが、修士2年、PhD5年の合計7年かかった。最初の2年は修士生と似たようなコースワークを取り、2年目の終わり頃などにQualify Examという試験があり、これにパスするとPh.D Candidateとなる。そうなると後は論文執筆という形になる。授業料も外国人向け上乗せ料金がこれ以降はカットとなる。

5. 奨学金は?
PhDはフルサポートのところも多いが、iSchoolについては潤沢な予算があるわけではなく、あまり大学に期待しない方がよいと思われる。

6. 応募時の研究計画の具体性は?
2年間のコースワークまでに詳しく決めればよいので、応募時点で細かく決めておく必要はない。絞り込めてないのであればその曖昧な状態でもマイナスになるとは限らない。

7. 指導教官へのコンタクト時期・方法は?
少なくとも応募までには一度CVなどを付けてEmailすべき。ただ、教授陣も多忙のため返信が来るとは限らないが、送ったという事実は重要。時期としては8月以降は新学期対応に追われるため、その前にコンタクトできれば返信もらえる確率は高くなると思われる。

所感としては、研究計画が曖昧でも大丈夫だろうという点、驚いた。確かにイギリスで求められる研究計画書とは記載の内容が違うとは感じていたが、この点でもイギリスはアメリカより早くPhD取れるだけあって応募時点でコースワーク1年分は進んでないとダメということと思われる。つまり、修士で研究方法もわかっていてテーマも絞り込んでいるならイギリス、テーマを考えるとこからやるならアメリカ、といったところか。

とりあえずこれから各大学の志望教官リストを作り、英米の夏休み期間中にコンタクトを取ることとしよう。

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